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水辺の森公園で「長崎帆船まつり」-今年は韓国・ロシア船も参加

帆船を見上げる見物客ら(開催イメージ)

帆船を見上げる見物客ら(開催イメージ)

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 今年13回目となる長崎の春のイベント「長崎帆船まつり」が4月26日~30日、長崎水辺の森公園(長崎市常盤町)一帯で開催される。

帆船を見上げる見物客ら(開催イメージ)

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 期間中は日本全国や海外から帆船が長崎港に集まり、入港パレードやセイルドリル、船内の一般公開などさまざまなイベントが行われる。昨年は東日本大震災の直後だったため被災地への配慮から、期間中のイベントの多くを簡略化・中止した上での開催となった。昨年中止となったロシアや韓国の帆船も参加する。

 今年、参加を予定している帆船は、航海訓練所の練習船「日本丸」(2,570トン)、大河ドラマ「龍馬伝」のロケで使われた「観光丸」(353トン)、1983(昭和58)年の大阪世界帆船まつりを機に建造された「あこがれ」(362トン)、南極探検を目的にスペインで建造され、海洋・気象調査船として活躍していた「ドーントレッダー」(132トン)、ロシア極東漁業技術大学の研修船「パラダ」(2,987トン)、韓国国際海洋都市研究院の旗艦船「コリアナ」(135トン)の6隻。26日13時ごろから6隻の帆船が順次長崎港に入港する姿を見ることができる。

 人気イベント「セイルドリル」では通常見る機会が少ない「大きく帆を広げた帆船の姿」を披露。日本丸の場合、帆の枚数は36枚あり面積にすると2760平方メートルにもなる。これを約100人の実習生が1時間ほどかけて一枚一枚丁寧に広げていく姿に見物客から大きな歓声が上がる。

 観光丸の体験クルーズでは、水辺の森公園付近の会場を出発し、女神大橋の下を通って長崎港を1時間ほどで1周する。料金は、中学生以上=1,000円、小学生以下=500円。

 そのほか、ヨット体験クルージング、打ち上げ花火、カヌー体験教室、ソーラーボート試乗、ヨットレース、帆船ライトアップなど昨年中止されたイベントも復活する。会場一帯では日本丸や海王丸のオリジナルキャップやTシャツ、キーホルダーなどのグッズ販売や飲食店なども軒を連ねる。

 詳しいスケジュールは「長崎帆船まつり」のホームページで確認できる。

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