長崎県勤労福祉会館（長崎市桜町）で8月20日、ゲームを通して簿記や会計を楽しく学ぶ「社長BOKIゲーム」が開催される。主催は柴山会計ラーニング。

「社長BOKIゲーム」の教材

　同ゲームは「子どもでも楽しく簿記や会計を学べる」ことを目的に、税理士で公認会計士の柴山政行さんが開発。柴山さんは小学4年生から6年生を対象に、簿記の技術とビジネスやお金の仕組みが学べるプロジェクト「キッズBOKI」を運営する。著書に「日本一やさしい決算書の読み方」（プレジデント社刊）、「Google経済学」（フォレスト出版刊）、「半分売れ残るケーキ屋がなぜ儲かるのか」（幻冬舎刊）、「サバイバル会計学」（PHP研究所刊）などがある。

　九州地区の運営を担当するアズサポート（長崎市出島町）代表でゲームトレーナーの下釜綾子さんは「このゲームは世の中の数字を正しく読み取り、社会の中で必要な判断力と行動力を育てる。子どもから大人まで幅広く楽しめる」と説明。「長崎で九州初開催できてうれしい。21日には福岡で開催する。長崎を拠点に九州全土に広げていきたい」と力を込める。

　開催時間は14時～16時。小学3年生以上なら誰でも参加できる（参加無料）。定員30人。