長崎の市民団体「team長崎シークリーン」と野母崎小中一貫青潮学園（長崎市野母町）のPTAが4月15日、田の子海岸（野母町）で清掃活動を行う。

昨年の活動の様子

　「team長崎シー・クリーン」は長崎大学職員のデミー博士こと出水享さんが2021年に立ち上げた団体。2、3カ月に1回、長崎市の野母崎地区を中心に清掃活動を行ってきた。

　本年度初となる清掃活動は昨年に引き続き、4月21日に歓迎遠足を予定する野母崎小学校・野母崎中学校の児童・生徒を「きれいな海岸で歓迎したい」と、同校PTAと共同での開催を決めた。昨年の清掃活動では約120人が参加し、3トントラック5台分のごみを集めている。

　「環境問題に関心を持つ人が増えているようで、年々参加者が増えている」と出水さん。「活動に参加することで環境問題がひとごとから自分事に変わるきっかけになる。家族や友人などと一緒に宝の海を守る活動に参加してほしい」と呼びかける。「活動後は野母崎のすてきな景色やおいしい料理など野母崎の魅力も楽しんで帰ってもらえれば」とも。

　活動時間は9時30分～11時30分。悪天候中止。集合場所は長崎市恐竜博物館玄関右の海側。軍手、飲料水は各自で用意し、マスク着用は個人の判断となる。同館の駐車場を利用できる。申し込み・問い合わせは長崎シークリーン（TEL 070-6596-4691）まで。