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長崎在住の現代作家が油絵展「生活記録」-大震災教訓に日常を記録

現代美術作家として初めての油絵展を開いた中島洋和さん

現代美術作家として初めての油絵展を開いた中島洋和さん

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 アートマンアトリエ(長崎市滑石4)で現在、長崎市在住の現代美術作家・中島洋和さんの油絵展「生活記録」が開催されている。

各作品の背景を説明するコメントを書いたカード

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 中島さんが独自の視線を通して描いた日常風景の油絵65点を展示する同展。今年4月から11月まで、中島さんが自ら体験した日常を油絵でわかりやすく表現している。作品には、「見る人が自然に絵の世界へ入れるように」と、中島さんが各作品の背景を説明するカードも添える。

 作家としては今回初めての油絵展になる中島さんは、これまで参加型のワークショップなどを手掛けたことはあるものの、私的な要素を自分の作品に込めることはなかったという。「自分で油絵を描こうと思ったのは、今年の春に起きた東日本大震災がきっかけ。普段、誰もが何げなく見ていた街の風景が一瞬にして変わり果ててしまった。日常の大切さと素晴らしさ、その重みを強烈に意識させられる象徴的な出来事だった」と振り返る。

 大震災をきっかけに「自分自身の日常の体験」を自分の目と感覚で表す手段として油絵が生まれたという。飼い猫「ホー」の姿や、車に映った自分の姿など、プライベートそのものを油絵で一つのアート作品に仕上げている。「テクニックに走らず、心に浮かんだ気持ちを素直に絵筆に込めた」と中島さん。「これが第一歩。今後も継続していきたい」とも。

 開館時間は13時~18時。入館無料。11月30日まで。

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