長崎・住吉町で「歌と映画の午後」 音楽ライブと映画「口笛彼方」上映会

映画のワンシーン

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 ライブカフェ「ブルーレイン」(長崎市住吉町)で4月19日、2組の音楽ライブと映画「Whistle of A Stranger - 口笛彼方(あなた)」上映のコラボイベント「歌と映画の午後」が開かれる。

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 音楽ライブに出演するのはシンガー・ソングライターの金森幸介さんと、ボーカルとギターのデュオ「192(いくぷー)」の2組。それぞれ映画「口笛彼方」に楽曲で参加している。

 今年デビュー45周年を迎えた金森さんは10代のころから歌を書き始め、18歳の時に「悲しい日々」を制作。同曲は上田正樹さん、時任三郎さん、山崎まさよしさんなどにカバーされ、宝塚歌劇団の「蒲田行進曲・銀ちゃんの恋」の劇中で使用されている。

 金森さんの公式サイトのプロフィルによると、大学進学を目前に控えた金森さんは、ソロ・シンガーとしてテレビ局の番組内オーディションを受けたが、プロデューサーからデュオを組むように命じられ、高階真さんと「小さなオルフェ」を結成。1970(昭和45)年、「みずいろのポエム/ロンド」でデビューした。その後、ラジオ番組DJや、単身渡米して海外レコーディングするなど多彩な音楽活動を続ける。映画ではテーマ曲を提供している。

 長崎県内を中心に活躍する、則行優志(のりゆきまさし)さんのボーカルと尾口陽軌(おぐちたかのり)さんのギターで構成される「192」は、ポップス、ロック、ファンク、ジャズ、ラテンなどさまざまなジャンルのレパートリーを持ち、老若男女を問わず幅広いファンを持つ。サックス奏者・尾崎佳奈子さんや元ピチカートファイブの高浪慶太郎さんなどミュージシャンとの共演も多く手掛ける。ライブでは激しい楽曲から静かなバラードまで緩急が利いた選曲や軽快で漫談のようなMCに人気がある。

 映画「口笛彼方」は2013年に長崎大学の留学生を中心とするサークル「NUFSA」が制作した長編映画。中米の国・ホンジュラスから来た留学生・フリオと研究室の仲間であるトモコが一冊の教科書から遠い距離感に変化をもたらす。長崎を舞台にStranger(見知らぬ人)たちの一瞬の交流をユーモラスに描く青春群像劇。日本語を話すシーンには英語字幕が、外国語を話すシーンには日本語字幕がそれぞれ表示される。

 藤崎淳監督は「金森さんの音楽は映像や録音だけでは捉えきれない生の空気感に魅力がある。ぜひライブで体感してほしい」と呼び掛ける。映画に出演した写真家・八木拓也さんのミニ写真展も行う。

 開演は14時(開場13時30分)。前売り券は2,500円(当日=2,800円、別途1ドリンクオーダー要)。途中入場可。

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