トイプードルが出迎える「Cafe Tony&Chloe」（長崎市浜町、TEL 095-895-8366）」の看板犬クロエ（雌）が4月25日、11歳の誕生日を迎えた。

店頭で看板犬のトニー（左）とクロエを抱えるBabaさん

　同店は18歳から長崎で暮らしているというオーナーMartin Babaさんが2014年12月、2匹の愛犬と共に働けるよう、ペット同伴で楽しめるドッグカフェとしてオープン。看板犬として親しまれる2匹の名前が店名にもなっている。

　ドッグフードで作られた特別なケーキも用意し、看板犬の記念日を祝った。2月にはもう一匹のトニー（雄）も14歳を迎えたといい、Babaさんは「共に店を盛り上げてきたパートナーでもある2匹。いつまでも元気でいてほしい」とほほ笑む。

　木が多く使われた落ち着いた雰囲気の店内には、犬用のリードフックなども備え、愛犬家の憩いの場になっている。Babaさんがブルガリア出身ということから、メニューにもブルガリアの食材を取り入れ、サンドイッチやワッフルなどの軽食や、日本では珍しいというブルガリアの郷土料理なども提供する。貸し切りでイベントにも対応する。

　オープン前に開催されたプレイベントに参加して以来、定期的に訪れているという男性客は「人懐っこい2匹に癒やされるのでたまに立ち寄ってしまう」と話し、誕生日を祝った。

　営業時間は12時～20時（金曜・土曜は23時まで）。火曜定休。