高島飛島磯釣り公園（長崎市高島町）で10月28日、「釣り大会IN高島」が開催される。主催は高島地区まちづくり推進協議会。

昨年の大会の様子

　同施設は五島灘に抱かれた九州でも指折りの好釣り場となっている海域で、高島と防波堤でつながった飛島に1997（平成9）年にオープンした海洋公園。四季の移ろいとともにイシダイ、マダイ、メジナ、チヌ、ヒラメ、イサキ、ヒラス、ミズイカ、アジ、カワハギ、アラカブなど、さまざまな魚種が釣れ、初心者から上級者まで楽しむことができる。

　大会は2005（平成17）年に施設がある高島町が長崎市に編入される以前からファミリーや初心者向けに毎年開催されてきたもの。昨年から一般個人向けのエギング（アオリイカ釣り）大会も新設し、より多くの釣り人が楽しめるイベントにした。

　ファミリー・初心者向けの「釣り教室＆釣り大会」は竿（さお）2本、仕掛け、エサ、発砲クーラー付きで地元の釣り名人や漁師らから釣り方の手ほどきを受け、手ぶらでも参加できる。

　同協議会の谷下秀行さんは「昨年は釣り桟橋が損壊しエリアが限られる中での開催だったが、良型のハタが釣れるなど盛り上がった。今年は修復工事が完了していることから公園全体で思いきり釣りを楽しんでもらえるのでは」と参加を呼びかける。

　参加費は、釣り教室＆釣り大会＝1組2,000円、エギング大会＝1人1,000円。高島までの交通費と入園料が別途必要。小雨決行、荒天時は29日に順延する。要事前申し込み。10月15日必着。