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長崎市内でグーグル「インドアビュー」導入始まる

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 グーグルマップで店舗内のパノラマ写真を見ることができるサービス「インドアビュー」を導入する店舗が長崎市内に登場した。

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 インドアビューは、グーグルマップを拡大していくと実際の道路沿線を撮影した写真を見ることができる「ストリートビュー」の店舗版。ストリートビューは道路沿いの外観しか見ることはできないが、インドアビューはパソコンやスマートフォンの画面を操作しながら店内を360度のパノラマ写真で見ることができる。カメラを搭載した専用車両でグーグルが自主的に撮影するストリートビューとは違い、店舗側がグーグルの認定パートナーに申請して専門のカメラマンが有料で撮影する。以前は「おみせフォト」と呼ばれていたが、今年3月から名称が変更された。店がストリートビューとインドアビューの接続対応地点に位置する場合は、ストリートビューからインドアビューに連続して入ることも可能。日本や欧米、アジアなど27の国や地域の店舗がインドアビューを公開しているが、長崎県内でのインドアビューの導入は始まったばかり。

 4月に長崎市内2番目の「まちかどトイレ」として指定されたカフェ「チェントアニ」(長崎市新大工町)がインドアビューを導入。パソコン、スマートフォンのどちらからでも、店内を360度見回すことができる。視点を店内から玄関側に移動していくと、そのまま店舗の外まで視点を出すこともできる。「まちかどトイレ」第1号の「きっちんせいじ」(東古川町)もインドアビューを導入。同店の漫画の本棚もはっきり確認することができる。

 出島ワーフ(出島町)にあるカフェレストラン「アティック」の野田信治店長は「ちょうどホームページもリニューアルすることになり、店内の雰囲気を広く知ってもらうため導入することにした」と導入の動機を話す。同店のインドアビューでは店内からドアを出たテラスの視点から長崎港を見ることができる。「店から見える長崎港をぜひ多くの人に見てもらいたい」とも。

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